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前にも何度か書いておりますので、お読み頂いている方には重ねての内容となります(;^ω^)
着物のたたみ方が着姿に影響する
着物のたたみ方でたとう紙に入れる際に少し気を付けるだけで、着物の着姿がとても美しくなります。
ちょうどお太鼓のたれ先すぐ下(ヒップあたり)に着物を畳んだ時の折り線が出てしまうちょっと残念な着物姿を目にすることもあるかと思います。
街中でも見かけると、そうならない方法を教えて差し上げたくなることもあります。お節介おばさんになりそうに・・・。
お教室ではちゃんとお伝えしていますわ。
このようにお太鼓のたれ先すぐ下に、着物を畳む際半分に折った折り線が出てしまっていると、やはり美しさが半減してしまいます。
綺麗な折り線でしたらまた良いのですが、折り線が何本もありますと・・・(汗)
ですから、畳むとき、そのお着物を着た時にどの辺に腰紐をかけ、その腰紐から何センチ下で折りたためば良いのかを知っておくことが大切です。
裾からからのおおよそ何センチの所で折れば、その折り線は着姿に影響ないかを知っておくと完璧!たとう紙の幅の目安にする、衿先を基準にするなど、ご自分が分かりやすい方法で確認をされればOKです。
着物をご自分の寸法にあわせて作られている方(衿下寸法が一緒の方)は、衿先を基準にするのはOKですが、頂いた着物やリサイクル品ですと衿先からの計算はキケンです。裾から何センチかをたとう紙で判断される方が間違いないです。
折り線を見せないようにするには、お着付けでは限界がある
何でも着付けでどうにかなると思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり限界はあります。
帯揚げや帯締めの場合には、汚れのある部分などは見せない様位置をずらすなどの方法はとらせて頂きますが、着物のあちらこちらに不要なシワがあった場合や、シミがある場合には着付けでどうすることも出来ない時もあります。
後姿のお太鼓のたれ下に、着物を畳んだ時の折り線が見えてしまう場合には何とか方法を考えます。それでもほんの少し見えている時に出来るくらいで、5cmも出ているようであればそのままとなります。かえって何もしない方が良い場合もあります。
1~2センチでしたら方法はあります。
- お太鼓のたれ先を少しだけ下げる
- 着物の裾線を少しだけあげる
お太鼓のたれ先を少しだけ下げる場合、お太鼓全体の大きさ、お召しの方の体型も配慮しないといけませんので、少し離れたところから確認させて頂き調整します。
着物の裾線を少しだけあげる場合には、お召しになられる着物によっての裾線位置がありますので、お客様に確認しながら決めると良いですね。
たれ先を少し下げることと、裾線を少し上げることのふたつを行えば、1~2センチでしたら折り線を隠すことが出来ます。
お客様に確認しながら進めることでお喜び頂けますし、今後きものを畳む際には、どのようなところに注意したらいいのかをお伝えすることで、お客様は今後折り線に悩むことが無くなります。
着物を畳むのはお客様ご自身でされること、着付師はそこまで関われません。日頃の着物の管理で気を付けることなどをお伝えできるのは着付中がほとんどです。
着付け前後にお話をする時間があれば別ですが・・・。
着付け中にお客様との会話も大事ですので、着付けの手を止めずお口も動かしながら・・・(笑)、ちょっと大変ですがお客様にはとても喜ばれます♪
もしもお着付け中にお太鼓の大きさを決める際折り線が気になりましたら、上記のどちらかを、または両方を行ってみてください。後姿に折り線が一つもなく更に美しい着姿となります♪
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