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昨日ご紹介しましたこちらの振袖用創作帯結びに使用の帯締め。


帯締め中央には飾り付き。
房は片方が1本、もう片方が3本に分かれているタイプです。
スッキリ&シンプルに仕上げてもステキですし、房の分かれている部分のアレンジで振袖に似合った仕上げにすることが出来ますので、着付師としてはとっても嬉しくなってしまいますね♪
ほとんどは前姿を華やかにするために使用しますが、中央に飾りがあり、この部分だけでも充分だわ~という時は後ろの帯結びに使用してしまうのもひとつの楽しみ♪
もちろん古典の帯結びにはそうしない方が良い場合もありますので、格を考えた使用でないといけないですね。
今回の仕上げは、落ち着いた雰囲気にしています。
創作ですが折りひだを綺麗に整えることで古典調も少し意識しています。品よく仕上げたいと思いましたので、飾り結びではなくシンプルに仕上げました。
どこか古典調にも見えたりしますでしょう?


帯締めの使い方でそのように表現してみましたが、薔薇ですのでやはり現代的に感じ取れるでしょうか・・・。
創作帯結びの帯締めアレンジ
この帯締めの流れ、大胆にも短距離で渡しております。
では早速!
秘密はこちらです♪
見た目には帯締めの流れは全く分かりません

帯の内側には通していません!表です♪
追いひだを取ったそのひだの中に通しています。

薔薇の飾りに使った帯締めは三重紐のゴムに通して♪

背にしっかりと固定されていますので、三重紐のゴムに通しても背から離れることなく安定しています。もちろん、しっかりと固定されているため、この帯締めが外れてしまうという心配も全くありません。
その仕上がりがこちらです。

※拡大写真の撮影とはお日にちが違うため、拡大写真の方は帯揚げにちょっと手を加えてみました。その為、少し雰囲気が違います。ご了承くださいませね。
普通に帯揚げを渡したのと、段をつけたのとの違いです。帯結び自体は結び直しておりませんのでそのままです。
もちろん、帯枕は使用しないままですし、結んでいません。
創作帯結び「ドレープ」で発表しましたあの方法で作っています。
結ばなくても、普通の創作帯結びが出来るため、長さを余分に使え羽根の枚数を多くで来たり、手先も長く使える分ゴージャスに仕上げられます♪
帯締めを最短で上の方に渡していることで、帯締めを長く使うことが出来ます。
帯の内側を通してももちろんいいのですが、帯締めのラインが表にひびいてしまったり、長さや飾りとしてもバランスも良くなかったりもしますので、この方法にしました。
計算をして無地部分の追いひだを取りました。
初めからひだの間に隠す作戦です(笑)
閃きで、その閃きを実現する為には普通の流れではNGとなる場合があります。創作帯結びには柔軟さも必要と言いますか、そうできたら帯結びの幅が広がり楽しくなると思います。
基本は背から離さない、崩れさせない!、どの角度から見ても美しく!を基本としています。何でもアリではないのがまた難しいところなのですけれどね。でもやっぱり形になる時を目指して創作している時が楽しいです♪
帯締めを三重紐に通してから房の長さと輪の方のバランスを決めました。
輪の方を広げているのも崩れ(外れ)にくくするためです。
細かいですが、万が一の時のことを考えてこの辺もキッチリと注意しておきたいところです。
帯締めの渡し方は予想通りでしたでしょうか?
(ドキドキ

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