ご心配をおかけしてゴメンナサイです。
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ブログで書きたいことは山盛りなのにまとまった時間がとれなくて下書き保存の数が増えております(^^;)
こちらではやっぱり着物の着付けについて書かないといけないですよね。特に久しぶりの更新の時には・・・(笑)
と言い聞かせて。
着付けについてのお悩みを持たれている方が訪れてくださることが多く、お役に立てていることがあれば嬉しい!と思いつつ、足りない情報を探している日々です。
今日は検索ワードで後ろのシワについてお越しくださった方のお気持ちを考えてまとめてみたいと思います。
その言葉ズバリではありませんが、その検索結果で出てくる画像がこちらです。
着付け 後ろ姿 おしり シワ - Google 検索
きっと、着付師さんで後ろに出るシワについてお悩みなのでしょう・・・と推測。
シワが出てしまう原因、シワにならないようにするための着付けのポイントなどを知ることが出来れば・・・と検索されたのではないかと思います。
振袖の後ろ姿を美しく!シワのない着付けにするために
「シワ」または「ドレープ」が出来てしまう後ろ姿はやはり美しい後ろ姿というにはちょっと難しいかもしれないですね。これはお好みの問題とは言えない部分だと思いますので前姿と同じようにたるんでいる着物地が出ないように整えたいですね。
腰紐のかけ方が一番のポイントとなりますが、紐かけの後の処理、おはしょりの整え方まで全てつながり影響が出てしまいます。
仕上げにちょこちょこっと直すことで見た目に一時的にはシワがなく整いますが、動くことで元に戻ろうとしますので時間の経過とともに手直しする前の状態に戻ることが多くあります。
直すにしましても、腰紐をかける時点で細心の注意が必要となりますね。
後ろ姿は帯結びに気を取られがちですが、おはしょりからヒップ周り、そして腰紐から下の着物の美しい色彩がより映えるように整えることで完成ですから、少し下がったところからの確認は必須です。お着付け場所が狭いとそうもいきませんから、鏡を通して確認することも大事です。
ん・・・、鏡の無い場所でのお着付けの時は、ご自分の体を出来るだけ離してシワやたるみがないかを確認ですね。
裾線の決め方によって右脇にドレープが・・・ということは以前書いていると思います。後ろも同じように影響してしまいますが、それぞれ紐かけの後の流れを大事にしますとどちらもドレープに悩まされることはありません。
2人1組のお着付けでは後ろのお役の方が気を遣う腰紐
私は一人で着付けをしますのこのような心配はないのですが、裾線を決める際腰紐のかけ方によっては裾線が上がってしまうことってよくありませんか?
後から引き下げればいいのよ~!
と簡単に考えていた昔の私。
確かに引き下げることが出来ていました。
でも!これは腰紐のかけ方が甘かったからできたこと。
しっかりと腰紐をかけることが出来れば、お紐をかけた後はそう簡単には動きません。
動く=崩れる
なのですから簡単に動いてはいけないのです。
後ろのお役の着付師さんはメインの着付師さんがどのような紐のかけ方をするのかを把握しておかないと、腰紐をかけた後一生懸命に裾線を引き出すことに苦労してしまいますね。
腰紐のかけ方には人それぞれ癖があると思います。
- 腰紐をかけ終わると床に裾線がついてしまう方
- 腰紐をかけ終わると裾線が上がってしまう方
- 腰紐の通っているところにシワがいっぱいで来てしまう方
- 腰紐のかけ方が甘い(ゆるい)方
- 裾線が均一になるように腰紐をかけられない方(傾きが出来る)
- おはしょりを挟み込んで腰紐をかけてしまう方
これらの問題を解決できるように腰紐をかけられるようになりますと、ヒップ周りにシワやドレープなどのたるみが出ることは無くなります。
着物の着付けでは腰紐が要のお紐となりますので、その要のお紐はしっかりと掛けたいので神経を遣います。
単にきつくかければ良いのではないですから、その辺の研究も必要ですね。
苦しくなく、裾を踏んでも裾線が変わることのない腰紐のかけ方になれば怖いものなしです。
ヒップラインにも気をつけたい着付け
「おしり」「着付け」「ショーツ」などのキーワードでお越しくださる方も最近増えてきまして、皆様美を意識するようになってきたのでしょうね。
または今度成人式を迎えられる方の上のお嬢様のお写真を改めてみた時に、ヒップ周りが気になって「これってどうよ?」と検索されたのかもしれません。
後姿でヒップのラインが分かってしまうお着付けは私の中では完全にアウトです。
お洋服でもそうですよね、ブラジャーやショーツのラインが分かったりしますと、同性でもやっぱり恥ずかしいものです。
和服の場合は特別な日にお召しの方が多いですし、特別な方に着付けてもらってその日の催しを楽しまれるわけです。大事な日なのですよね。
その大事な日に、ご本人は立居振舞にも気をつけて美を意識していても、ご自分では気づかない後姿では「クスクス・・・」とヒップライン、ショーツラインが見えていることを笑われているかもしれないとなったら、もう恥ずかしくて恥ずかしくて・・・となります。着付師の着付け技術がそうしているとしたら・・・、お客様に大変申し訳ないことです。
ヒップのラインについてはこのブログでも前に書いていますね。
ご自身でお召しの場合は、今後の研究でいつの日か後姿も綺麗な着姿になられると思いますので、温かい目で見守って差し上げたいです。
着付師さんの場合は着付け料金を頂いてお着付け(お仕事)をさせて頂くのですから、やはりNGです。
ヒップのラインが分かってしまうお着付けの場合、ヒップ周りにゆとり分が全くない為座る時も窮屈ですし、縫い目が裂ける・・・などの心配もついてきますよね。
美しさを意識しますと体や着物への無理はかかりませんので、練習ではその辺も意識しながら流れを作っていくと成人式当日に実力を発揮できると思います♪
私のブログをお読みくださっている方で、着付師さんではなく成人の日を迎えられるお嬢様がいらっしゃるご家庭の方は、お着付けの時に着付師へ「腰回りは窮屈にしないように」伝えると良いですね。
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【着付師【1】腰紐のかけ方:苦しくない!緩ませない方法を解説】
ご購入くださっている方で、上記の不安点がある場合にはもう一度よくテキストをご覧になってみてくださいね。お分かりにならないことはご質問をお気軽にどうぞ(^_-)-☆
さて、今日は撮影日和(笑)
帯結びテキストの創作意欲が~♪
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大変失礼いたしました。
今年もあとわずか、気合入れて頑張ります~★
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