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健やかな成長を願い、お祝いの準備は忙しいながらもやっぱり幸せ。
おばあちゃまは何かと頼られてちょっぴり大変。でも幸せいっぱいですね。
お教室の生徒さんで、七歳・三歳のお祝いを迎える方がいらっしゃいます。
美容院で着付けをお願いするのではなく、ご自身でお着付けをされることになりました。
先日のお教室で七歳児のお着付け方法をお伝えしまして、数日前にはご近所のご友人と一緒にもう一度七歳児のお着付けを学ばれました。
どちらも帯は作り帯でありません。
お羽根を一枚一枚作り上げて、可愛らしい帯結びの完成です。
着付師さんではありませんので、プロのように完璧に仕上げるのは難しいと思いますが、それでも私の見た限りでは初心者着付師さんと同じくらい、もしかすると少しだけ上回っているかもしれない出来映えです。
私がこだわっている折りひだの美しさ。
これはやはり練習が必要ですぐに上達するものではありません。
着付師さん対象ではなく、お孫さんおために頑張るおばあちゃまですので、難しくないよう、見映え良く仕上げる方法をお伝えしました。
三重紐を使い華やかに仕上げたい方と、もうお一人の方は古典的な帯結びがお望みですのでそれぞれに帯結びを提案させて頂きました。
それぞれの帯結びでの流れの癖を活かして、スムーズな流れが出来るようにお伝えしました。
癖を活かせば簡単になりますものね(^_-)-☆
お二方とも、帯端はしっかりと揃い、どの位置から見ても綺麗に仕上がりました。
帯枕を使用しない方法でお伝えしましたが、背から離れることもなく横から見ても抜群の安定感です。私もビックリ(笑)
だって創作帯結びが初めての方たちでしたから。
可愛いお孫さんおためとなりますと、おばあちゃま方は頑張るんですね(^_-)-☆
時間いっぱい、途中休憩をすることもなく、結んだら解いてまた練習の繰り返しでした。翌日指先と腕が痛くなられたのではないかと心配しました。
お一人は11月早々にお祝いですのでもうすぐです。
頑張って仕上げて頂きたいと思います。
もうひと方はあと一回お稽古できますので練習回数が多くなり、当日は自信を持ってお着付けできると思います。
帯結びを綺麗に見せる方法を簡単にお伝えしたいと思います。お孫さんおために頑張るおばあちゃまのお役に立てましたら嬉しいです♪
帯結びを綺麗に見せるには「折りひだを綺麗に」といつもお伝えしている私ですが、お着付け(他装)の経験のない方にそのようにお伝えしても難しすぎましてきっと諦めてしまいますね。
折りひだは綺麗な方が良いのですが、今回はそこまでこだわらずにお伝えしたいと思います。
でも着付師さんはやっぱり折りひだを丁寧に進めて行きませんと仕上がりで後悔しますので手抜きはやっぱりNGですね(^_-)-☆
七五三●七歳児の帯結びを綺麗に見せる方法
胴に巻く時と羽根を作る時に分けてお伝えしますね。
背の帯結びがどんなに上手に出来ても、胴に巻いた帯が緩くては崩れとなってしまいます。そうならないようしっかりと巻きつけることが大事ですね。
お羽根は綺麗に作り上げようと思って行っているのに、流れや作業方法によっては自ら崩しながら進めてしまっていることもあります。
そうならないようにポイントをお伝えしますね(^_-)-☆
胴に巻く時~結ぶまで
- ひと巻き目にしっかりと巻き締めること(ひと巻き目が肝心)
- ふた巻き目は力を緩めないようにたれ側に力を入れながら巻くこと
- 巻き終えたら、しっかりと締めること
- 巻き終わりを着付けクリップで止めておくこと(これで緩みません)
- 結ぶとき、結び位置を高めにすること
クリップについてはこちらの記事をご覧くださいませ。
クリップのピンチ力は大事です(^_-)-☆
お着付けの前にクリップのピンチ力をチェック♪
帯結び(羽根の作り方と配置)
- 一枚一枚の羽根は少しだけ小さく決めておくこと(仕上げに少し引き出す)
- 折りひだを取るのが難しい場合は、キャーザーを寄せるイメージで
- 帯の端はしっかりと揃えた羽根にすること
- 三重紐のゴムは崩れない流れを計算すること
- 三重紐のゴムに通す時、手前(自分側)に引きすぎないこと
三重紐のゴムを手前に引きすぎますと、背から離れやすくなりますので無意識にそのようにしていないかを確認すると良いですね。
帯結びにこだわっている方の仕上がりは美しく、帯の幅が揃っています。
横から見た時、幅が揃っていると着付け技術は素晴らしいわ~と思います。
ココ意味が伝わるかちょっと心配・・・。
今日はこれから出かけますので写真が撮れないのですが、日を改めてどのような違いがあるのかをお伝えしたいと思います。
分からないわ~という方少しお待ちくださいませ。
明日は時間がとれすはず(たぶん)
ではそろそろお出かけの準備に入ります♪
お着付けの練習、頑張っていただきたいと思います。
分からないことはお教室の先生に教えて頂きましょう♪
上のクラスに行ってからね!と言われても、今その技術が必要なのですから、甘えてみてくださいね。
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