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忘れてないですわ~!柿コーデ写真の私の癖(笑)

先日の柿色コーデの写真のことです♪

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はい、私の癖のことです。

どの箇所なのかお分かりになりましたかしら?

20141017柿の帯留●着物コーディネート写真


写真はクリックして頂きますと、拡大表示になりますので、アラ探ししてみてください。

私が思っているところではないと、とってもお恥ずかしいことになりますが・・・(汗)


帯結び:帯板がずれるために起こる右脇上線のヨレ


私は関東巻きでの帯結びをしています。
手を左肩に乗せ、反時計回りに帯を巻いて行きます。
巻き終わりは左脇です。

帯を締める時、私はたれの方を強く引きますので、当然胴に巻いた帯がたれ先の方へ流れます。
前姿ですと、左の方へ移動します。

もうお分かりですね(^_-)-☆

締める際に帯板が左へずれます。

私が使用している帯板はベルト付タイプ。






その為、私の着姿写真にあるように前姿では私の右脇の帯上線部分には帯板がありません。
(それなら計算すれば良いじゃない?という突っ込みはなしでお願いします(笑))

左脇には通常の長さの帯板に加え、更に多めに帯板がありますのでしっかりと支えられていますのでシワやヨレが出ません。

これは組み織の八寸名古屋帯の為、芯は入っていません。
ハリはありますがやわらかく、かる~く、締め心地がとってもよくとても気に入っている帯です。

九寸名古屋帯の様に芯込み仕立てでしっかりしている帯の時はあまり気になりませんが、八寸名古屋帯の時はこのように目立ってしまいます。

もし、私と同じように、巻き終わりでない方(関東巻きの方は右、関西巻の方は左)の帯の上線にヨレやしシワが出る方は、帯板の確認をしてみてくださいね。

まずは何も気にせず、いつもと同じように帯を締めてください。
そしてクリップ止めや仮紐を当てる、または帯を結んだあとに帯板の位置を確認してみてくださいね。

しっかり締まっていると確認しにくいかもしれませんが、帯の上からでも帯板を指先で「どこからどこまであるか」を確認してみますと、中心から左右同じ長さで当てられているかそうでないかが分かります。

私は分かっていながらも、普段着物の時は特に直すことなく結んでしまうことが多いので、八寸名古屋帯の時はこのように出てしまいます。

この時もね、写真を撮る時「脇が~(汗)」と思ったのですが、良い機会なのでブログに載せちゃおう~って思ったのでした(笑)

きっと私と同じようになっている方もいらっしゃると思うの。
原因が分かってしまえば直すのは簡単でしょう?
(私は直さずにおりますが・・・汗)

もしも帯姿の脇に私の写真と同じようになっている方は、帯板の位置確認をまず行ってみてくださいね。


自分で分かっていれば、お客様へのお着付け時にはこのようなことは絶対に起こしません。
帯板は、自分で締めた時に「この帯ならこのくらい移動する」ということが分かるためあらかじめ位置を計算して帯板を当てれば、帯を締めた時にピッタリと良い位置に来ます♪

簡単でしょう?

テキストや講座では帯板の位置についてはお伝えしたことはありますが、私自身のことをこうしてお伝えするのは今回が初めて(笑)

自装で、美を追求される方はこういうちょっとした部分の疑問もきっとお持ちのはずです。
ぜひチェックしてみてくださいね♪


この他にも、帯にへんな折り線やシワが残る方は、何かの癖が原因となっている可能性大です。
自装の方は、帯を畳むときに何か気になるようでしたら、その部分にクリップを当てて帯を結んでみてくださいね。どの部分に何を自分自身で行ってしまっているのかが分かりますわ~♪
面白いですよ~(*^^*)


他装で帯板の位置は完璧なのに・・・という方は別の問題があります。
これも帯の流れをしっかりと理解し、帯に負担をかけない様にすれば起こりません。
まずは原因を見つけることが大事ですね。

研究って面白いですね。
ますます着付けが好きになります(^_-)-☆


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カテゴリ: 着付け技術