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控えめに出ても嫌われることがあるのね・・・。
嫌われてしまったのは私です(汗)
これはその人の持つ器によってなのでしょうけれど、初めての経験です。
呉服店の対応:振袖選びと帯合わせ
先日、お孫さんの為に振袖を買われる為、私も一緒に呉服店へ行ってきました。
その方をMさんと致します。
Mさんはお着物にはこだわりを持たれている方ですので、選ぶときもとても楽しそうに、そして慎重に。
10数枚の用意してくださった中からお孫さんお振袖を選ぶ流れでした。
まぁ、数がありすぎても迷ってしまいますのでね。
先に、ある程度希望の色柄を伝えてあり、お店の方でセレクトされていたのかもしれません。
ただ、他にも見たいということで、急きょお店の在庫である物を数点出してきてくれました・・・。
ご用意くださった振り袖は、同じ系統の柄違いという感じでしたので、他にも見たい気持ちよく分かりました。
裾回しは共ではなく別生地。
お店の方に質問をしてみましたが、「今は」という言葉と、何となく濁された感がありました。
振袖なのに・・・
日を改めても良いのでしょうけれど、お店の雰囲気、その方も、何となくその日のうちに決めるという流れになっていました。
余計なことは口出しできませんので、その中から数点。
「先生ならどれが良いですか?」とMさんに声をかけて頂いていましたので、Mさん、Mさんの娘さん、そしてお孫さんのお好みを考えながら、そして生地質、格調、柄付けなどを考えての選択となりました。。
ただ、テーブルの上で見せて頂いていましたので、広げた雰囲気がわかりませんから少々困りました。
いくつかセレクトするにも、全体を見てみないことには・・・。
でもお店の方は誰一人「広げてご覧頂く」という考えはありませんでした。
呉服店の対応:着付け
女性スタッフは2名いらっしゃいました。
お一人はご年配の方、もう一人は私と同じか少しお姉さんくらいの方。
ご年配のスタッフさん・・・Aさん
お若いスタッフさん・・・Bさん
としますね。
着付けをAさんがされていました。
振り袖を着付け、帯を合わせ・・・。
雰囲気を出すために重ね衿も合わせてくださっていました。
4枚ほどのファッションショーののち、1枚に決まりました。
何枚か袖を通して着上がっていくと、やはり先程選んでいた時の雰囲気とは違い「?」という感じが続き、Mさんは「先生、これってどうでしょう?」と。
最終的には、Mさんのお好みとなる振り袖をお孫さんが選ばれましたので、皆さんHappyになれました。
帯はいくつか出して頂いていましたが、どれもしっくりとは来ないものばかり。
これらの振袖に合わせる帯を準備していなかったのではないかしら?と思えるほど少なすぎです。
それでもお店側はセットでお買い求め頂きたかったとは思うのですが、さすがにそれは私の中でNGでした。
「帯は振袖が出来あがってからのコーディネートでも良いのではないかしら?」と、Mさんにお伝えし、出来あがった時点で帯、そして帯まわりを揃えることになりました。
良かったです。ホッとしました。
呉服店の対応:帯の合わせ方
帯を合わせて頂いている時、AさんもBさんも、帯の合わせ方をご存じないのかしら?とこちらが戸惑いました。
このような袋帯の場合は、手とたれを気にせずに合わせられます。

しかし、このようなお帯の場合には、手とたれをしっかりと考えて合わせないと「こんなはずではなかった」となります。

関東巻きか、関西巻きにより、柄の出る部分が異なります。
AさんもBさんも手とたれを逆に合わせて「この部分がステキよね~」という感じの説明。
いえいえ!
関東巻きの場合はその柄は前には出ませんわ!
と、私の心の声。
優しく「巻き方によって出るところが異なる」ので関東巻きの場合で合わせてくださるようにお伝えしましたが、意味を理解されていませんで、全体の長さから前に来る柄の計算を始めました。
(汗)
前に出る部分の柄は、帯結びや手先の長さの決め方によって変わりますので、この様なコーディネートでそこまで(嫌味のように)ぴったりに合わせるように伝えているのではありません。
関西巻で出る方を合わせての説明でしたから(そちらの方が豪華な柄)、そのイメージでMさんやお孫さんが決められた場合、あとでイメージ違いにならないように・・・と思って、手とたれを逆に合わせてほしかったのに、私の言葉を最後まで聞かずにお二人で悩み始めてしまい唖然。
既にこの時に、嫌われが始まったのかもしれません(汗)
余りにも長くなりそうですので、次回に続きます(^^;)
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